2020年10月29日

スクリーン印刷版を使ってレジンをテストする

トイレの水が止まらなくなりました。昨日。
いつから流れっぱなしになっていたのか、まるで分かりません。
水道代だけが心配です。

トイレタンクの中、浮き玉を押しても引いても水が止まらないので
このあたりの供給弁がおかしくなってるのだと思います。
そういえば、以前、男子用小便器の水が止まらなくなった時がありました。
男性ならよく知ってると思うけど、今のトイレは自動で水が流れるので
ボタンを押して水を流すやつは減りましたね。

このボタン式、押すと水が流れますが、一度押せばしばらく水が流れたあと
勝手に止まります。これ、不思議だと思いませんか?
押してる間だけ出るなら分かるけど、一定流水後に自動で止まる。
電気とか使わずに。

当時、なんで止まるのか調べたことがありますが、結局はよく分からん。
針の先くらいの穴がポイントらしいんだが、カラクリおもちゃに近い
ものがある。ほんと、頭のいい人にはどうやっても勝てないんだよなぁ。

タンク内の止水ユニットも、そんなかんじの原理になっていました。
つまりは、

バカなんだから余計なことはしないで、全部交換したほうが確実!!

ということです。明日にでも探してこよう。


最近購入したレジンについて書いておきます。

3Dプリンター用のレジンを買って、乳剤と同じように扱えるかも!!とか
思っていたので早速事前評価をしていました。
今回入手したのは、一般的なレジン。UVで硬化し、造形後はIPAで表面を
洗浄する必要があるとのこと。

そもそも、なんでIPAで洗浄する必要があるんだろう?と。
水とか、食器洗剤でいいんじゃね?ってのが最初の疑問でした。
そんなわけで、乳剤のように水に溶けるのかテスト。

IMG_6641.JPG

失敗した版に、レジンをバケットでコーティング。(笑)
粘度は乳剤と比べるとゆるめ。でも、この粘度の乳剤もあるので塗布に問題なし。
そして塗布後すぐに水を流してみた結果が上の写真。

結論:レジンは水で溶けない。

そして、1日くらいバケットに入れておいても固まらない。(布はかけておいたが)
乳剤なら、どろっどろになるかんね。
なんていうか、油に近いイメージなんだろうか?そんなかんじの組成だと考えれば
水に溶けず乾燥もせず、固まらないという理屈になると思う。
(油ではないが、なんとなく近い組成??)

もうひとつ。造形後の洗浄が必要ならIPAじゃないとダメなのか??

水ははじいてしまうので、「アルコール」「水性脱脂剤」「有機溶剤」を
試してみる。わざわざIPAを買うのが面倒だから。会社にあるもので流用できれば
効率がいい。

レジンを、表1回・裏10回塗って、太陽光で露光する。
なんていうか、なんでもアリだな。(笑)

IMG_6648.JPG

1:水
2:水性脱脂剤
3、4:有機溶剤

初めての露光後サンプル。思った以上に普通にサンプル皮膜ができた。
表面をさわると、ペッタペタ。厚塗りの乳剤がちゃんと乾燥してないような
イメージを受ける。このペタペタは何なんだろう?露光されない成分が
表面に残ってしまうのかもしれない。分からんが。

結論から言うと、水系はダメでした。
有機溶剤は・・・強すぎて、被膜にダメージを与えるっぽい。
写真にないアルコール・・・一番良かったです。

てことで、アルコール類が一番良さそうという結果になりました。
今回のアルコールはエチルアルコールを使用しましたが、拭き取ったあとの
手触りや見た目が完璧に近かったです。IPAは購入次第やってみます。
IPA(イソプロピルアルコール)は工業用洗浄剤としての利用も多く、
比較的安価なので、これでいいのかもなぁ。

このあと、乳剤に関してのことを書こうと思いましたが、こんな文面でやたらと
行数を使ってしまったのでまた後日。




posted by 柴 at 19:34| Comment(0) | 光造形3Dプリンター

2020年10月22日

やりたいこといろいろ

すっかり秋めいてきました。

ここんとこ根菜類中心(ぎみ)で食事をしていますが、真面目に味噌汁を
都度作ってます。我ながらよくやってると思います。
結構ね、ベタベタな日本人なので和食とか味噌汁は大好きなんですよ。
ただ作るのが面倒なだけです。

干し椎茸を戻した汁の味噌汁をベースにしています。
自分的に「干し椎茸最強!!」説があるので、戻し汁を使った味噌汁は
栄養満点なはず。そしてコロナやインフルエンザに負けない免疫力を
つけようと。実際、きのこ類を使った薬とかがあるくらいなので
干し椎茸にもそこそこ効果が期待できるはず。

あ、きのこといえば、先日見たアニメで「きのこ嫌い」なキャラが言ったセリフ

「きのこって、木から生えてるじゃないですか」
「つまりこれって、木じゃないですか!」

厳密には違うのかもしれんけど、なんか食欲落ちた。
とはいえ、今年の秋アニメはけっこう面白いのが多い気がする。


前回書いてみたやりたいことの内、3Dプリンターを買ってみました。
これ、はじめての体験なので楽しみなんだよね。

IMG_6639.JPG

正直、まったく分かりません。
分からないけど「案ずるより産むが易し」って言葉があるように、まずは
やってみたらいいじゃんと。早くゴールしたいなら、早くスタートすること。
とにかく使ってみよう。

このUVプリンターを買った理由は、たまたまセールだったからです。
最近の3Dプリンターはおそろしく安いので、まぁどれも似たりよったりでしょう。
まずは入門機ってことと、レジンが乳剤っぽいイメージがしたからです。

どうやらレジンという感光性の液体がUV照射によって固まり、固形物を生成
するらしい。これ、乳剤と原理的に全く一緒。
って考えると、乳剤と同様に取り扱えるかもしれないし、刷版の技術を応用した
付加価値を付けた物もできるんではないか?と。


届いたレジンを興味津々で開封して嗅ぐ!!

・・まんま、乳剤の匂いなんだが・・。

もっとこう、溶剤的な匂いを想像していたが、嗅いでみた限りではスクリーン印刷の
乳剤と同じなんだよね。レジンライフが1年とか書いてあるところをみるに、
SBQ系の乳剤をゆるくしたようなイメージでした。

てか、乳剤に何らかの添加剤を加えただけのような?
むしろ、添加されてんのか?

まぁ、なんとなく取り扱いは分かったような気がします。

3Dデータは丸投げに決めました。
いまさらソフトを覚えて設計して、なんて時間はありません。
とっくに人生を折り返してる自分には、勉強して覚える時間が勿体ない。
ここは金払って作ってもらったほうが早いし確実。出来ないことは
出来る人に任せりゃいいんです。


何を作るかは、また後日。








posted by 柴 at 20:06| Comment(0) | 光造形3Dプリンター