2016年07月08日

たまにはバチコンする

ひさしぶりに、マック食べた。
セットと、単品を1つ追加して、750円。
冷静に考えると、そこそこ高いよね。
たまにしか食べないから、それはそれでうまかったけど。

今日は紗張り後に、ばちこーん、われた。

IMG_3646.JPG

はっきり言って、原因は分かんない。
まぁ、たいがい分かんない。予期せず、われる。(破断ね)

以前、どんな時にわれるのか、紗張りプロに聞いてみたことがあるが、

「いついかなる時にでもわれる」

という、あまりに明快な回答を得た。

今回は紗張りが終わって、錘をはずそうとした時にわれた。
幸い、接着が終わってたので、被害はなかったけど。
これが、接着前だったら、きっとそのまま酒飲み行ってた。
posted by 柴 at 20:02| Comment(0) | 紗張り

2016年06月22日

見始めると止まらない

「SHIROBAKO」、止まらなくなっている。

アニメって、なんか見始めると続きが見たくてしょうがなくなってくると
いうか、ハマリ性でもあるので見続けてしまう。仕事後回しにして
見たりするまである。ぷっ子はおかんむりである。

このアニメ、仕事がメインになってて面白い。

アニメの制作とか分かんないけど、話半分としても、いろいろ大変な
過程を経てアニメとして成り立ってんだなぁ、とか感じることもある
わけで、ついつい見てしまう。

最近、イラストなんかも頼んだりする機会があるけど、イラスト屋さんはイラスト
がメインであって、他は専門外なところもあるらしい。知らなかった。
てっきり、イラスト描ければロゴとかデザインとかもできるでしょ、とか
素人である自分は考えてしまう。下手すりゃ、マンガも描けるし、アニメも
作れちゃったりするんじゃない?とか思ってしまう。けど、それは思い込みで
あって、実際は分野があって、知らずに迷惑かけちゃってる。ごめんなさい。

まぁ、たしかにスクリーン印刷の会社なら印刷が出来るでしょ、とか
思われても困るわけで、そのへんは同じなのかもしれない。

さて、塗り置きしておいた版も無くなったので、紗張りした。

IMG_3613.JPG

こんなふうに、いろいとちゃんぽんで紗張りすることもある。
とにかく空きがないように何か突っ込む。

乳剤を剥離したりして使っていたこともあるけど、実際にそうして
みると、剥離の回数もたいがいにしないとダメという、印刷する側の
デメリットもわかった。ゴリ押しがきけばラッキーだし、きかないと
そのぶんのしっぺ返しをくらう。

でもまぁ、今日は色々なことがわかったし、ほぼうまくいった部分もある。
サイコロを振り続けることも大事。
posted by 柴 at 19:43| Comment(0) | 紗張り

2016年06月16日

掃除は好きですか?(2)

今日のこちらの天気は、雨が降ったりやんだりの繰り返し。

うちのぷっ子も、都度、散歩に出されたり引き返してしまったりと
すっかりふてふてモード。
隣の部屋ですっかりツチノコみたくなってます。

さて、疲れる枠掃除。
といっても、うちの場合は剥離機があるのでだいぶマシです。
どっちかというと、大変なのは室温。

熱処理するので、とにかく暑い。
さらに夏は地獄。エアコンなんて何の足しににもならない。
1週間のスケジュールは、週間天気予報に相談。
なるべく、気温が低い日か、朝・夕メインで。
なんなら、昼寝しちゃうまである。

スクリーンをはがしたら、熱が下がるまで待って、専用の溶液に
つけます。溶剤は一切使いません。環境に影響を与えない、
水性洗浄剤です。

溶剤を使えば掃除が楽なのはわかってるけど、溶剤のコストと
危険さを考えると使いたくない。健康にもよくないし。
溶剤の代替え品もあるけど、高いし、危険度が下がるだけで
安全じゃない。

そんなわけで、洗浄剤に半日以上漬け込んだ後、ブラシ等で
掃除します。


posted by 柴 at 22:05| Comment(0) | 紗張り

2016年06月15日

掃除は好きですか?

ぶっちゃけ、苦手。ていうか、嫌い。
とはいえ、仕事場はそこそこ掃除しますよ。

今回は、アルミ枠の掃除の話しです。
おそらく、大多数の印刷屋さんが嫌がるのは枠の掃除でしょう。
毎日、枠の清掃をしている自分が言うんだから間違いない。

枠掃除の面倒なところは、

・スクリーンをはがすの大変
・付着したインクでベトベト
・インクも接着剤もとらないといけない
・溶剤を使うので、くさい、危ない
・とにかく疲れる

など、いいところは何もないわけです。
とりわけ、枠を一所懸命掃除したところで、お金を生み出すわけでは
ないのです。印刷屋さんなら印刷してナンボなわけですから。

そんなわけで、自分が最初に買ったのは「紗剥離機」でした。
正確に言うと、剥離ではなくて、枠加熱機です。
枠を誘導熱で加熱させることによって、剥離を容易にします。

IMG_3594.JPG

これ、最初に見た時、ものすごく感動しました。
発案した人に、ノーベルなんとか賞をあげていいくらい。
だって、20秒くらいで枠が熱々になるんですよ。
こんな機械があるなんて、ほんとびっくりしました。


今日は、以前より頼んでいたラフが朝一で送られてきて、ちょっと
テンション上がりました。仕上がりが楽しみ〜。
posted by 柴 at 20:03| Comment(0) | 紗張り

2016年06月10日

スクリーンメッシュ(4)

一般的に使用されるスクリーンは、ポリエステル(テトロン)かナイロンが
多用されています。

ポリエステルは張力がだせるので、平面な印刷物に適します。
ナイロンは静電性、インク抜けが良く、張力を弱くして曲面の印刷
などに使われています。

他には機能性スクリーンも。

ポリエステルより張力が出せるものや、スクリーンに金属コーティング
したもの、電子関連用としてステンレスなど、用途に合わせたスクリーン
を選択しています。つまりは、印刷の性能はスクリーンによって
大きく左右されるということです。

スクリーンの性能を発揮するために、土台となるアルミ枠も様々です。

これはメーカーによって呼び方や仕様など異なることが多いのですが、
総じて張力に負けない枠を選択します。枠サイズが大きくなればなるほど
長辺にかかる負荷が大きくなるので、これに負けない枠が必要です。
一見丈夫なアルミ枠でも、スクリーンの張力に負けて内側に変形すること
はざらにあります。

特大サイズの枠が負けていると、スクリーンを破った途端に大ジャンプ
します。恐怖です。

また、紗張り直後は張られたスクリーンが元に戻ろうとする力が働きますので
版が動く原因になります。直後の版に製版して出荷し、客先に到着したら
寸法がずれていた、なんてこともあります。精密さを要求する版は
何日か寝かせてから製版します。

posted by 柴 at 19:49| Comment(0) | 紗張り