2016年06月09日

スクリーンメッシュ(3)

紗張りする際に、スクリーン印刷ならではの張力(テンション)をかけ、
接着剤で枠とくっつけます。

スクリーンは、メッシュ数や線径によって引っ張れる耐力が違います。
同じ力で引っ張ると、スクリーンによって破断することもあります。

スクリーンは通常、ロール状の数十メートル単位で入荷してきますが、
結構な値段がします。数万円〜数十万円まで様々ですが、要は思った
より高いです。

そんなわけで、スクリーンを引っ張る時はドキドキです。
そりゃもう、祈るような気持ちで引っ張ります。
万が一、破断でもしたら一発で数千円〜数万円がパーになってしまうので、
儲けなんてすぐ吹っ飛び、むしろ赤字になります。

そんなリスクも抱えながらの作業なので、どうしても価格に反映されて
しまうことがあります。

IMG_3578.JPG
posted by 柴 at 18:26| Comment(0) | 紗張り

2016年06月08日

スクリーンメッシュ(2)

メッシュの線数、線径ごとにスクリーンがあるので、専門の製版屋さん
ではかなりの数を在庫しています。しかも、紗張りする大きさも
違うので、幅が狭いものから広いものまで様々です。
ほんと、大変だと思います。

スクリーンには着色してあるものがあり、200メッシュを超えたあたりから
黄色や橙色など、白以外の着色が標準となってきます。
これは露光時にスクリーン糸にあたった光が乱反射(ハレーション)
することを抑えるため、白以外の着色をしています。

ローメッシュにおいては、そもそも精細な柄を印刷することに適さない
ので、ハレーションの影響はほとんど考えません。ですので、
標準の白色がラインナップされます。
対して、精細な柄で必要としてくる高メッシュは着色有りを用います。



posted by 柴 at 23:11| Comment(0) | 紗張り

2016年06月07日

スクリーンメッシュ(1)

ひさしぶりに、目がごろごろいうので眼科へ。

瞼の裏に石ができやすい、というへんな体質持ちなので。
「目がごろごろするんです」と先生に言えば、目を見る前にすかさず
瞼をひっくり返されるという、石ありき、な診察。常連である。

石はなんと、物理的除去。針の先みたいなもんで、直接ほじくり
かえす。これがまた、痛い。無意識によだれたれちゃうくらい。

そんなこんなで、200メッシュの紗張りした。

DSCN0124.JPG

スクリーンのメッシュは、1インチあたり何本の糸で編んであるかが、メッシュ数と
言われます。200メッシュならば、糸が200本。

さらに線径もあって、同じ200本でも、糸が細いものから太いものまで種類が
あります。細ければ同じ本数でも、糸と糸との間が広くなります。
つまりは、糸が細い=厚みが薄くなる。インクが出やすくなるということに
なります。厳密には、200メッシュという表現でなく、200メッシュの線径何ミクロン
のスクリーンという表現が正しいです。

この選択は、お客さんの用途により、になりますね。
posted by 柴 at 20:01| Comment(0) | 紗張り

2016年06月03日

結構のせてます

スクリーン印刷用の版って、どのくらいの強さで引っ張って
あんの?って疑問にお答えすると、

IMG_3569.JPG

これくらい錘を置いてもへっちゃらなくらい。
茶色の物体全てが錘。

大小あわせて沢山の錘が置いてあるけど、だいたい1つあたり、
1Kg〜4Kgぐらい。それを枠ごとに置いて、スクリーンと枠を密着させ、
接着剤を塗るわけです。こんなペラペラな布に大量の錘を置いても
大丈夫なくらいの張力なので、ワンタッチ版とはまるで違います。
posted by 柴 at 19:49| Comment(0) | 紗張り