2019年04月03日

安価な製版設備でもけっこういけます

親指カッティングから2週間。
やっと痛みもマシになってきました。まだ包帯は欠かせないけど、包帯ごしなら
そこそこ指が使えるように。親指使えるとこんなにも便利なんだなぁー、とか
あたりまえだったことに感謝する毎日です。

さてさて、ここのところ仕事に一服感がでてきたので、ガッチリとスクリーン印刷
評価をしていました。
前回のSBQ評価でしばらく使わないことに決めたので、従来通りのジアゾ系乳剤
で刷版を作製します。

今回は「アクリル板」に印刷してみます。

そもそも姪っ子の結婚式のお祝いに、似顔絵入りのフォトフレームをプレゼント
しようと叔父さんは思ったわけですよ。オリジナルフォトフレームもガラスが主流(?)
みたいなんですが、落としちゃった時にヒビとか縁起悪い気もするし・・。
だったら安全策で透明アクリル板でやってみようと。

今回の印刷部分が最大幅50mmくらいしかとれず、おのずと文字が小さくなる
ので、細線も出せる仕様で版を作製します。幸いアクリル板自体が平坦なので
製版さえきちんとできれば印刷は問題ないでしょう。

スクリーン:355メッシュ/線径30μ/バイアス23.0°
乳剤:GOH-03
乳剤厚:7μ
露光時間:750秒

電子関連でもないので、この基準でだいたい大丈夫なはず。

うちの製版設備は、はっきり言って「安物」です。プロ用製版なんて、とても
作れません。作れませんが、精密さを求める製版でなければ安価な設備で
そこそこの刷版を作ることができます。

まずは、テスト的に作った出来上がり品。

IMG_5655.JPG

ぷっ子の写真はインクジェットで出力し、その右側に文字を入れました。
光の加減でちょっと見にくいので、後ろに黒紙を置いてみる。

IMG_5644.JPG

ちょっと厳しいかな?ってラインも綺麗に出ました。
やっぱ、普段から使っているジアゾ系の乳剤、うちの露光機とすごく相性がいい。
一発で適正露光できました。

たまにはスクリーン印刷屋として評価写真も載せてみますよ。
どれも拡大鏡で撮影したものです。

まずはフイルム。

film123.BMP

インクジェット出力なので、さすがに細かすぎるラインは再現できません。
エッジ部分がぼやぼやーってかんじですね。
まぁ、ミクロン単位での話しなので肉眼ではまず分かりません。

そして刷版です。
印刷後にインクを拭いてからの撮影になってしまったので、ちょっと白いインクが
残ちゃってますが、ほぼほぼフイルム通りの露光結果になっています。

123.BMP

最後に印刷したアクリル板文字。

print.BMP

白い箇所がインクがのっている文字で、となりにある横棒のならびは
1mm単位幅の定規です。比較すると細線部分は0.15〜0.20mmくらいですかね。
ちゃんと印刷できています。


つまりは、数十万円レベルの低投資の設備でもここまで印刷は可能だということです。
もちろん、高額な設備や材料を使えばこんなもんではいないレベルの製版に
なるわけですが、普通の印刷物で考えれば必要がありません。
そもそも人間の目でミクロン単位の出来栄えを見ることはできないわけですし。


もしこれからスクリーン印刷を本格的に始めたい方がいましたら、気軽に
ご相談くださいね、

posted by 柴 at 22:05| Comment(0) | 製版

2019年03月30日

SBQ系乳剤の評価結果

今週はちょっと仕事に余裕ができました。
先週に指を「ちょっきんこ」してしまったので、ある意味、助かったわけ
でもありますが・・。とはいえ、親指が使えないのは辛いです。

ちなみに言うと、親指が使えなくて一番困るのが・・・洗い物。
片手で茶碗は洗えない。くるんくるん回ってしまう。
他は水さえかからないように気をつければ・・・なんとかならんこともない。
とにかく包帯から早く開放されたいが、まだそんな状態じゃないくらいに
患部はエグい。写真をアップしたいが自主規制。


かねてよりちゃんとやってなかったSBQ乳剤を、この機会にいろいとやって
みました。

乳剤:ONE POT XL
乳剤厚:8μ 350メッシュ

ほぼ1日がかりで条件を確認していましたが、どうにも調子が悪い。
とにかく製版がうまくいかんのですよ。
適正露光時間も結局、どうやっても割り出せませんでした。

IMG_5636.JPG

そんなこんなで、1つの結論を無理やりだしました。

うちの露光機とは相性が悪い。(笑)

相性が悪いというより、光の波長がこの乳剤に合わないと思う。
乳剤と光源の波長には相性があります。
光源は主に「メタルハライドランプ」や「水銀灯」が使われますが、微妙に波長が
違いますので結果に差が出ます。また、同じ光源でもメーカーによって
これまた微妙に結果が変わります。

これらを使えば、バッチリと結果が出るかもしれませんが、うちの露光機は
とりあえず露光できればOK!程度のなんちゃって露光機ですので、
ジアゾ系の乳剤のほうが反応が良いようです。つまりは、今使っている
乳剤は反応する波長幅が広いのかもしれません。

従来どおり、ジアゾ系乳剤でやっていったほうが間違いなさそうです。



posted by 柴 at 21:50| Comment(0) | 製版

2018年10月17日

商工会が思ったより便利に感じてきた

あーー、太陽みてぇーー。
10日以来、ほとんど日照時間がないそうで。
ここまでどんよりした日が続くと、なんとなく気分がすっきりしない。
おひさまは偉大です。

さて、商工会主催のセミナー案内が届いたので、ひさしぶりに行ってみよう
かと思います。「ビジネススーツの着こなし」的なセミナー。(笑)
そりゃね、いまさら何言っちゃってんの?的な話しなんですが、
恥ずかしながらスーツとか縁がない人生だったもので。

ちゃんと基礎から学んでこようかと思います。

個人事業主から法人まで商工会に入ることができるわけですが、起業して
半年くらいで商工会に入りました。正直ね、入ったあとに「あぁ、調子こいて
しまったな」と。たかだか1500円/月の会費すら負担でしかなかったです。

やはり考え方次第なんですよね。

何かいいことがあるんではないか?って方は、何も恩恵ありません。
これ、私が最初に期待してた勘違いヤローです。
利用していこう、と考えられればなかなかいいです。

無料セミナーとか、各種保険、補助金申請から地元主催イベント出店の
枠確保など、けっこうやってるんですよ。どれもこっちから動けば
魅力的なサービスなんですが、利用しなければ意味ないです。
最近は、セミナー動画なんかも見られるサービスを始めたらしいので
嬉しいですね。

貧乏根性だして、きっちり元はとっていきますよ。(笑)


貧乏根性ついでに、普段着のパーカーを会社仕様にぺったんこ。

IMG_5326.JPG

元々はユニクロの無地パーカー。汚れてもオッケー。
とはいえちょっと寂しいので、空いた時間にラバーシートでぺっと貼り付けて
なんとなく仕事用っぽく。思ったよりいい組み合わせ。

そして、ナイロン用の印刷準備も地道にすすめています。

IMG_5328.JPG

今回、例のSBQ乳剤を本格的に使ってみました。
あのクソ暑い中を冷蔵保管もせず置いといたのに、ちゃんと露光できました。
うーーん、なかなか使えるでないの。正直びっくり。

版の表面が白っぽいのは、パウダーのせいです。
乳剤ライフが長くて助かりますが、思ったよりベタつきが強いですね。
ガッチリとパウダーかけないとフイルムがくっついてやばそう感が
バリバリ。

今週中に印刷テストまでやりたいけど、タイミング次第。


















posted by 柴 at 01:29| Comment(0) | 製版

2018年10月07日

アシナガバチとの闘い

これまたどうでもいいことなんですが、本日は地域の草刈り。

年に2回行う行事のようなもんです。道路脇の草を地域の人と草刈り
するんですね。自治というか、自分の住んでるところは自分らで
何とかしましょう、ってのが田舎ならでは。
10月にしてはなかなかの暑さでございました。

そして田舎で繰り広げられる、虫との闘い。
とりわけ、あったかくなると発生するアシナガバチが悩みの種です。

とにかくね、繁殖力が半端ない。
ほんの数日で数倍まで増えるので、早め早めになんとかしたいのです。
つい3日ほど前にもやっつけたばかりなのに、すぐにどっかから
わいてきてる。飛んでいるハチを撃退するのは難しいうえに危険なので、
涼しい時間に巣ごと退治するのが一番効率が良いのです。

しかし、この「巣」がクセモノで、アシナガバチも学習します。

最初の頃は、低い位置に巣を作っていたので駆除は簡単でしたが、
徐々に高い位置へ巣作りするようになり、今では瓦の下側に潜り込む
ようなかんじで巣作りをしています。ハチですら、この学習力。
自分も見習わないといけないと、毎度思うわけですわ。

今回のアシナガバチは、悔しいことに巣をつきとめられません。
明日はハシゴをかけて探しまくるしか・・。

アシナガバチは害虫に分類されない?みたいですが、予期せず刺される
ことがあります。誰かこれ以上の闘いにならないように、うまいこと
駆除できる方法があれば教えてください。


さて前回の版ですが、

IMG_5314.JPG

やっぱ、カブりました・・。
なんとかなるかなぁとか密かに期待をしていましたが、
なんともなりませんでした。

一見するとうまく露光できたかんじに見えますが、いくらスプレー水を
かけても乳剤が流れない。長期間使わなかったことで感光が進んでしまい、
露光しても意味なく時間消費しただけの結果に。

落版するしかないか・・。もったいないし。
posted by 柴 at 22:16| Comment(0) | 製版

2018年10月03日

ふるーーいPS版を使ってみる

夏場にクソ忙しかった仕事も、今週は落ちつた雰囲気で。
たまりにたまった仕事を黙々とこなす。

お医者さんから始まって、銀行と役所の手続き。そして、草刈りから
垣根の剪定、雨ドイの詰まりまで休日のおっさんなみに仕事をこなす。
最後は書類関係を途中までやって力尽きた。それでも犬の散歩だけは
しっかりこなす。

なんかもう、いいお父さんとしか思えない。
・・が、お父さんではないのが悲しい。

そんなこんなで、ナイロン印刷の続き。

前回、ラバーシートでの印刷でシワになるトラブルになったから、今度は
王道のスクリーンで挑戦してみようかと、
ダメ元で、4か月くらい前に塗布したPS版(乳剤を塗ってある版)でも
使ってみようかと。もったいないし、使えればラッキー。

IMG_5311.JPG

経験で言えば、おそらくダメだろう。
1ヶ月くらいは意外と大丈夫。2ヶ月くらいでも大丈夫な時がある。
が、4ヶ月は・・・自信ないなぁ。
ちなみに使えるかどうかの判断は、てっとり早く水をかけてしまうことです。
同じ時期に塗布したものであれば、他のやつも同様と言えます。
水をかけてきれいに乳剤が流れれば、同時期の版は使えるということですね。

まぁ、テスト的な版でもあるしやってみようかと。

今回、ナイロン用のインクを発注してみました。
どうもラバーシートを使うか・スクリーン印刷でやるかは印刷所次第
みたいで分かれるらしい。そう考えるとラバーシートで不良をバンバン出す
よりは、スクリーンで評価してみたほうが確実だろう。

まずは、この版が使えるのかってところでもあるが。
posted by 柴 at 21:03| Comment(0) | 製版