2021年10月11日

値上げラッシュ!!

なんか景気悪い話しばっかりで。

10月から諸々と値上げする話題は出ていましたが、生活に直結する
電気やガスなんかは厳しい。先日もガス会社の方が書面持ってきて
「値上げします」とのこと。ただでさえLPガスは高いのに、ガス料金・
基本料金ともに値上げするとのこと。

こういうライフライン関連は本当に強い。
参入障壁が高いから、なかなか競争にならないし、原料が値上げすれば
すぐ価格に転嫁できる。生きてく上で必要だから黙って従うしか無い。
同様に大手しか作れないような材料・素材も上げ放題です。
下っ端は黙って値上げ品を買うしかないのですよ。

ちなみに言えば、起業以来、

・鋼線ブラシ・・・1.5倍
・溶剤系・・・1.3〜1.5倍
・産廃処分費・・2.5倍

くらい上がっています。が、この分のコストを値段に転嫁できません。
そんなことしたら仕事無くなっちゃうのが、下っ端会社です。
そして日本のほとんどの企業がこの中小零細企業なわけなんですね。

そんな中、新内閣が発足し個人所得を上げてくれるみたいです。
まぁ、万が一にもありえない話し、ではありますが
鵜呑みに聞いてる人もいないでしょう。だって無理だもん。
そもそも、給料を払ってるのは国じゃないわけで、国から毎月助成金でも
個人に出してくれるんだろうか。

むしろ、中間層の所得は現状維持がいいところと思ってます。
はからずもコロナ禍で、

固定費を支払い続けるのは地獄!

ということを中小零細企業の経営者は身にしみて分かってしまった。
赤字なら給料は上げれないし、黒字なら今回のような危機に備えて
内部留保しておきたいと考えるのは当然でしょう。それほど人件費が
やばいことは「雇用調整助成金」の助成総額を見れば分かります。
多くの会社が人件費の助成無しでは立ち行かない状況なのが今なのです。

そんなわけで、大手が一人勝ち。その他大勢は、厳しい状態が続くと
みています。ますます給料格差が開きます。給料上げたら税制優遇とかの
耳障りのいい政策のために給料なんか上げません。税金払ってでも今後の
固定費は抑えたいのが中小零細企業の本音と思うのですが。

そんなわけで、複数の財布を持つのが生き抜くポイントになりますね。
まぁ、それが難しいんですが。


posted by 柴 at 21:17| Comment(0) | その他
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